カラオケを楽しむには、歌がうまくないと楽しめないという人もいるでしょう。
実はとうちゃん、昔々に歌の講師をやっていた時期がございまして、歌に関しては少々知識がございます。歌がうまくなるというのは、もともと持っている声にもよりますが、歌い方を知っているだけで、うまく聞こえるものです。
そういうテクニックをたくさん持っていればうまく聞かせられるし、聞いてくれるので、歌うのが楽しくなってきます。
なので、歌がうまくなるためのちょっとしたコツを教えましょう。
ビブラートを手に入れよう
よく歌をうたっていると言われるのが、
『どうやって、ビブラートを出しているのですか?』
と、言われます。
とうちゃんの場合は、『歌手がそう歌っていたから』と、いうのが本当の答えで、どうやって出すとかは考えたことがなかったです。
でも、子供ながらに
『あ~あ~あ~あ~』とか、やっていたのだと思います。
これで結果的に出るようになったというのが、答えだと思います。
子供の頃に、高橋名人という連打の早いゲーム名人がいました。
高橋名人は、1秒間に16回、ボタンを連打することができました。
子供の頃のとうちゃんはそこまでできなかったですが、鍛えて14回押せるようにまではなりました。
理屈はこれといっしょで、なぜビブラートが出来ないのかと言われたら、ビブラートをする筋肉がついてないからだと思います。
子供の頃、『あ~あ~あ~あ~』と言っていたとうちゃんはいつの間にかビブラートの筋肉を手に入れていたのです。
筋トレと同じなので、理屈がわかったから出来るものではありません。でも腹筋を6つに割るとかいうレベルではないので、すぐに効果はあらわれます。
練習をするというのであれば、
『あ~あ~…』
この、はじめの『あ』と次の『あ』は半音音程を下げます。

こんな感じです。
これを延々と練習します。
はじめは『あ』を1秒ごとに『あ~あ~あ~あ~あ~あ~…』
なれてきたら1秒に2回『あ』を言うようにして、さらになれたら、1秒間に3回『あ』を。
それが出来たって事は、もうビブラート出来てるやん!
ビブラートには種類がある
ビブラートには大きく分けて2種類あります。
さきほど練習した、のどで調整するビブラートと腹筋を使ったビブラートです。
こちらは腹筋を鍛えないと出来ないので、すぐにできるようなものではありませんが、よく間違ったイメージをされている人がいるので、少しはなすと、『ヴォーカリストは腹筋だー』的なことを言われて、腹筋に力を入れ、気張った声で、
『ぐぐぅっ…』、『ごごごっ』
みたいに、なっている人がいますが、これは間違いです。
わかりやすくいうと、腹筋が鍛えられていると、息を吸ったときに、お腹が出ない分空気が圧縮されて、出すときの息に圧力が加わるみたいな感じって思っていただけるといいかなと思います。

あれ?伝わらなかったかな?
腹筋を使って歌う人、のどを使って歌う人、それぞれでビブラートの出し方も変わってくるのです。
それから、
『あーーーーーーーーあ~あ~あ~ぁ~ぁ~ぁ~…』
みたいに、のばしてからのビブラートからのフェードアウトみないにできると、なおいい感じです。
ビブラートを出してみよう
じっさいに練習したことを、持ち歌に合わせて使ってみましょう。
歌っているうちに、いつのまにかビブラートが効いてきます。
お風呂場とか声の響くところで大きな声を出さずに試してみるとビブラートが出来るようになっているのか確認できるので、お風呂場で練習するのもいいと思います。
それから合わせて、
『あいやいやいやいやい…』
とか、いうのもけっこう鍛えられます。
ビブラートの筋肉を使えば鍛えられて、勝手にビブラートになってしまうので、試してみてください。
コメント